麻雀(リーチ麻雀) · 2翻(門前限定)
七対子(チートイツ)とは?翻数・符・待ち・確率をわかりやすく解説
リーチ麻雀の七対子(チートイツ)は門前限定 2 翻の役です。和了の形が、種類の違う対子7つでできていれば成立します。「4面子1雀頭」以外で和了れる特殊形は、この七対子と国士無双の2つだけ。符は25符で固定です。
七対子の条件
- 対子7つで、すべて違う種類:同じ牌4枚は2対子と数えない(天鳳・雀魂と同じ)
- 門前限定:チー・ポン・カンはできない(対子を集めるので、そもそも使わない)
- 数牌・字牌・么九牌、どの牌の対子でもよい
- 符は25符固定で、加符なし。ツモでも25符
七対子の待ち
七対子のテンパイは必ず対子6つ+浮き牌1枚で、その1枚の単騎待ちです。そのかわり、待ちを自分で選べます。
- 字牌:他家が使いにくく、切られやすい
- 1枚切れ・2枚切れの牌:残りを持っていても他家は使いにくく、切られやすい(残り1枚の単騎は「地獄単騎」と呼ばれます)
- 筋・端牌:他家が安全だと思って切りやすい
七対子の点数計算
下の3つの手の役・翻・符・点数は、このサイトの点数計算プログラムがその場で計算したもので、ゲーム内とまったく同じです。
ロン
| 七対子 | 2翻 |
| 合計 | 2翻 25符 · 1,600点 |
|---|
子・東場・ドラなし・本場なしで計算。
立直 · ツモ
| 立直 | 1翻 |
| 門前清自摸和 | 1翻 |
| 断幺九 | 1翻 |
| 七対子 | 2翻 |
| 合計 | 5翻 25符 · 満貫 · 2,000 / 4,000点 |
|---|
子・東場・ドラなし・本場なしで計算。
よくある複合:
| 複合 | 翻数 |
|---|---|
| 七対子 | 2 |
| 七対子 + 立直 | 3 |
| 七対子 + 立直 + 断幺九 | 4 |
| 七対子 + 混一色 | 5 |
| 七対子 + 混老頭 | 4 |
| 七対子 + 清一色 | 8 |
25符なので翻数が少ないうちは安めですが、立直・断幺九・ドラ(ドラは対子で2枚になる)が重なれば簡単に満貫に届きます。
ほかの役との関係
- 二盃口:223344のような形は対子7つにも分けられます。このゲームは両方で計算し、高いほう(たいてい二盃口)を採ります。
- 対々和:同じく対子が多いときに考える役。ポンできるなら対々和、鳴かずに門前で進めるなら七対子。
- 混老頭・清一色・混一色・断幺九:使っている牌の種類で決まる役なので、七対子と複合します。
- 字一色:字牌7種の対子でも字一色(役満)です。
- 平和・一盃口・三暗刻など面子を見る役は、七対子にはつきません。
七対子の確率
配牌の対子はいくつ?
13枚の配牌に対子が4つ以上ある確率は約 2.2%、5つ以上は 0.11% しかありません。7対子が必要なので、配牌4対子でもかなり良いスタートです。
| 配牌の対子の数 | 確率 |
|---|---|
| 1対子以上 | 87% |
| 2対子以上 | 50% |
| 3対子以上 | 15% |
| 4対子以上 | 2.2% |
| 5対子以上 | 0.11% |
出典:ランダム配牌 1,000,000 回(13枚)。
このサイトのコンピュータ4人が普通に打つと、七対子は和了の 3.7%、ついた和了の平均は 11,500 点で、そのうち 44% がツモでした。
七対子を狙い撃ちすると得か?
このサイトの卓でコンピュータ同士を対局させました。毎局、配牌の対子がいちばん多い1人に「必ず七対子を作る」——鳴かない、対子を残して浮き牌を切る(同じ条件なら場に見えている枚数が多い牌から切る)、テンパイしたら立直、七対子以外では和了らない——という打ち方をさせ、残り3人は普通に打ちます。そのうえで「同じ配牌を普通に打った場合」の平均収支と比べました。
| 配牌の対子の数 | 配牌サンプル | 完成 | 他家が和了 | 流局 | 狙い撃ちの平均収支 | 普通に打った平均収支 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2対子以下 | 11,319 | 3.8% | 73% | 24% | −1,130 | +90 |
| 3 | 10,143 | 7.3% | 72% | 20% | −650 | +342 |
| 4 | 2,357 | 14% | 66% | 20% | +219 | +847 |
| 5対子以上 | 181 | 29% | 49% | 23% | +2,923 | +3,113 |
出典:当サイトのコンピュータ対局 24,000 局。毎局、配牌が最も近い1人が七対子を狙い撃ち(鳴かない・テンパイしたら立直・他の役では和了らない)、残り3人は普通に打つ(普通レベル)。点数はその局の収支(供託を含む)。
結果は、七対子の狙い撃ちはどのグループでも普通に打つより損でした。対子が多いほど差は縮まり、配牌5対子以上ならほぼ互角ですが、それでも普通に打つほうが上です。普通に打つコンピュータも、対子の多い手では自然に七対子へ向かうからです。
- 配牌の対子が4つ以上なら完成率は約 15%、平均収支は +412。同じ配牌を普通に打つと +975。
- 5つ以上なら完成率 29%、平均収支 +2,923(普通に打つと +3,113)。
- 対子3つの配牌まで含める(3対子以上)と、完成率は 8.8% に下がります。
- 完成した局は平均 4.9 翻・11,000 点、12.8 枚切ったところでした。
七対子に向いている手
- 配牌に対子が4つ以上あって、面子やターツがつながりにくい。
- 対子は多いがポンできない:場に切れている牌や他家が切らない牌でも、七対子なら他家に頼らずに進められます。
- ドラの対子がある:ドラ対子だけで2翻。七対子は打点を作りやすい役です。
- 安全牌を残したいとき:面子を作らないので、安全牌もそのまま対子候補として持っておけ、攻守のバランスが取りやすい。
やめどき:対子が増えないまま山が半分を切った、立直が入って自分はまだ2枚以上足りない、というとき。単騎の選び方を練習するなら、無料のオンライン麻雀で卓を立ててみてください。
ほかの麻雀の七対
- 四川麻雀の「七対」:2番。同じ牌4枚も使える「龍七対」は3番(四川麻雀の番型一覧)
- 中国麻雀(国標)の「七対」:24番(国標麻雀の番種一覧)
- アメリカン麻雀の対子の役:やはりジョーカーが使えません(アメリカン麻雀の役一覧)
よくある質問
七対子は何翻何符?
七対子は 2 翻、符は25符固定で、門前限定です。
同じ牌4枚を2対子にできる?
できません。天鳳・雀魂と同じく、七対子の対子はすべて違う種類である必要があります。4枚あっても1対子+2枚です。
七対子は鳴ける?
鳴けません。門前限定の役なので、チー・ポン・カンをすると七対子はつきません。
七対子と二盃口が両方成立したら?
どちらか1つです。このゲームは両方で計算して高いほうを採ります。223344m 667788p と五索の単騎なら、二盃口+断幺九のほうが七対子+断幺九より高いので二盃口になります。
卓で試してみる
麻雀(リーチ麻雀) — ブラウザで無料で遊べるリーチ麻雀。3人のCPUと対戦できます。赤ドラ・一発・裏ドラありの一般的なルールに、役一覧、待ち・フリテン表示、3段階のCPUの強さ。登録不要。
対々和 門前 2/副露 2
二盃口 3翻(門前限定)
混老頭 門前 2/副露 2